THE STREET BEATS “BEATS FOR NEW BRATS Vol 2″ 98/09/26 (新宿LOFT)
今日はNo?Yes!!というドラムの店長西本さんお勧めのビートバンドとThe Abecsは昔ΦKI主催の「DANCE OF PARANOA」に出演したことのあるバンド(BEATBOX会報の紹介から引用です。)の2バンドがでると言うことで楽しみに出かけた。
まず、どっちのバンドが出てくるのかなぁと、昨日同様いつもの定位置で待っていた。(ロフトは後ろの段の真ん中でボーカルスタンドの直線上といつも決めている。やっぱ、正面の方が全体が見えていい。)すると、ドラムの人が準備をしはじめた時にNo?Yes!!のドラムの人だったんでNo?Yes!!がはじめだとすぐにわかった。続いてボーカルが登場してきた時、思わず昨日隣でライブ見てたじゃん。と思っていると、昨日と違って前の2、3列が騒いでいる。(昨日は2バンドの時、前の方も結構静かに観てた人が多かった。)何だぁ、博多から来たバンドなのに、結構東京にもファンがいるんだ。と思っていると、1曲目の"I wanna fly"が始まった。
すでに今日のために買っていたCDの1曲めに入っている曲で、頭の中に"Sun shine is a beautiful oh yeah!” のフレーズがかなり残っていて、曲を聴きながら声には出さないが口ずさんでいた。そして、MCで「今日、夢が2つかなった。1つはLOFTに立てたことで、もう1つはビーツと同じステージにたてたこと」と嬉しそう
にボーカルがいっていた。(何て素直ないい奴!)それと昔はスコアみながらビーツのコピーをしていたといった時は、俺は直にビーツのコピーバンドを観たことが一度もないんで、昔のコピーやっていたころも観てみたかったと思う。続いて、シングルからSundayという今日を唄ってくれた。全般に俺はNo?Yes!!の歌の歌詞が好きであるが、このSundayという曲も初めて聴いたが、聴きながらその唄の想定しているシーンが浮んでくるし、思わず納得してしまう。やっぱ、ビーツのリスナーだっただけのことはある。ノリも必要だと思うが歌詞(中身)と音がよくないノリだけの歌は、いつのまにか忘れられていくと思うし、いい歌は何年たってもいい。
そんな、曲をこのバンドには追求していってほしいなぁーと思いながら聞き入ってました。そう思っているとあっというまに、ラストの曲になっていった。このころになると、結構前の方で騒いでいる人たちが増えていたし俺の回りの人たちも真剣に聴いていたように思う。ラストの曲が終わってメンバーが引っ込で、入れ替えの為に
場内の人の移動が起こりはじめたかな、と思っていると、どこから「No?Yes!!」コールかかった。
オォーと思っていると、ボーカルの再登場、そして、「SEIZIさんがもう一曲やっていいよって・・・、
ビーツに歌をささげたい・・・」とアンコールで"Song for you"を唄ってくれた。この曲は俺の持っているCDの最後に入っている曲で、CDを聴いている時には気付かなかったが、今日ライブで聴いて"昔 よく聴いた あの詩を胸に忘れかけた自分らしさ取り戻そう"の"昔よく聴いたあの詩を"はビーツの曲のことをいっているんだと
思った。なぜなら、いつも俺もビーツの詩を聴きながらそんなふうに思っているからだ。ホント、今回のようなイベントをΦKIさんが主催してくれて、No?Yes!!を観れて聴けて良かった思う。このイベントがなければ、きっと聴く機会もないし、目にすることもなかったと思う。これからもNo?Yes!!には期待してます。
続いては、広島出身のThe Abecsの登場。この時点でNo?Yes!!のアンコールもあったので、8時は過ぎてましたました。
でも、いきなり出てくるなり俺は何かボーカルの態度が気に食わなかった。ビーツの後輩だからどうしたとか、ビーツファンの俺らに喧嘩売りにきたのかと思った。そして、曲を聴いて観ると、ボーカルが何を伝えたいのか歌からは全然伝わって来ないので、ギターの演奏を見ていた。でも、MCで「ツアー中で他にライブの予定が入っていたんだが、こっちに来た。」(はっきり覚えてないんですがこんな感じのこといってました)といった瞬間は、自分の耳を疑った。
予定があったんだたら、無理して来なくてそっちに行けよ!と叫びたくなったが、我慢して聴いているた。周りでは座り出す奴もでてくるし、俺も外に出ようかなぁと思ったが、次がビーツでこの位置が気に入っていたので我慢していました。
さて、いやなことは忘れて、ビーツの登場。ΦKIさんもかなりThe Abecsの態度にはがっかりしていたみたいで、はじめのMCで「今回のイベントで生かすも殺すも、自分次第。友達だからどうしたとか先輩だからどうしたじゃなく、みんな分かっていると思うけど、音で勝負!」といった時は、ΦKIさん言わなくても分かってるよ!と思いつつ拍手をして、次の「悪魔と踊れ」に突入。やっぱ、ΦKIさんは我々ファンのことがよく分かっている。続いて、新曲の後のMCでは、”2ヶ月休みの間にテレビを見ていて、中学生の女の子が屈折した心理から偽痩せ薬を送った事件とか見ていて、なんでこんなにハートがない時代・・・」とこんな時代の真ん中でを作った経緯を話してくれた。俺はあの事件は、"毒物事件が世間の話題になっているので、同級生に偽痩せ薬を送った"と報道された時には、そんなことで人を困らせるてどうなるんだろうと思った。そう考えるとこの新曲を聴くと色々と考えさせられる良い曲だ。2曲目の新曲は"ウエスト タイム"といってたと思うので、たぶん"WASTE TIME"で間違えないと思います。これも歌詞がいい上にR&Rである。
それと、アンコールのMCで「僕らいつもそうですけど、やりはじめたときの衝動を忘れないで、やれたらいいなあと思います」といった時、The Abecsのボーカルも昔はあんなんじゃないと思うので、広島時代にバンドをはじめたころの衝動を思い出して、今後、今日の悔しさをバネに頑張ってもらいたいもんだ。今日は、アンコールが昨日より1曲多かったが、No?Yes!!のアンコールに対抗して1曲多かったのかな?
この2日を振り返ってみると、色々なバンドの曲が聴けってよかった。また、次回も楽しみだ。
☆SETLIST☆
(Beats only)
1.REBEL SONG
2.ZERO
3.GIMMIE LOVE,GIMMIE TRUTH
4.悪魔と踊れ
5.LET ME GO!
6.こんな時代の真ん中で(新曲)
7.WASTE TIME(新曲:聞き間違っていたら、すいません。)
8.FIGHT FOR YOURSELF
9.街の灯
10.ヒロシマ
encore
1.十代の衝動
2.HEY WANDERER!!