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The Street Beats
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 第19回掲載 ライヴインプレッション(wildさんより)
”LIFE GOES ON”TOUR〜THE STREET BEATS〜
1999年4月17日/豊橋ラハイナ

何故か9時出発予定なのに7時半頃起きてしまった。朝飯食いながら最新アルバム「LIFE GOES ON」の「MY HOME TOWN」ばかり聴いていました。今日は穏やかな晴れ。始めてのビーツ遠征の日。いつもの革パンに革のコートを羽織って家を出る。横浜から豊橋まで在来線で約5時間半。小さな旅に出るには良い日だ。途中下車しながらオレが育った街の豊橋に三時半頃到着。取りあえずライブハウスの場所を確認しよう。公衆電話のタウンページで電話番号を住所を調べると豊橋市神野新田○○。へ?何処?? 小1まで住んでて、毎年帰省してたのに全く聞いたことが無い住所だ。電話してみると男の人が電話に出て「西口から港の方にずっと行くと看板が見えるんですよ」「はぁ〜、分かりました」生返事をして何か電話だと歩いて行けそうだったので、HP管理人”ビーツお遍路巡礼者”MORIさん(大変、失礼!)の携帯に入れてみる。「ライブハウスの場所って分かります?」「あぁ、今、近くのデパートで遊んでますよ」「歩いて行けます?」「バスじゃないと無理ですよ、西口のバスでメルセデンス行きか、ポートピア行き(確か?)に乗って三郷口ってバス停で降りて健康ランドの近くなんですよ。ちなみにバスは一時間に一本ぐらいしかないですからぁ」え〜、そんな遠いの。中古レコード屋に寄って行きたいので「五時頃着くと思います」で電話を切った。BEAT HOUSEとかいう中古レコード屋にBEATSのでかいポスターで今日の告知をしてあったので何か買って行こうかと思ったがそそるようなブツが無かった為、何にも買わなかった。しばらく駅周辺をぶらつく。何故か懐かしく思えてくる所ばかりだ。さて、バスターミナルに行くと丁度バスが出た後で二時間待ち...そんなぁタクシーで行くしかないじゃん。タクシーの運ちゃんに目印の「健康ランドまで」と告げて、そろそろ空が赤くなりだした街を走る。走るたびにだんだん市街地から離れて行き、「こんな場所に本当にあるのか」と疑問が頭をもたげ始めた。「着きましたよー」運ちゃんに1.230円払い、降りるとでかい健康ランドの周りは何にもねぇ。でっかいスーパーが3っつ。他は何にも無し。「おいおい...」その辺をグルっと回るとMORIさん、QPさんを発見。律儀にも自分を待っていてくれたらしい(すいません、張り切って来たくせに..)。
 「取りあえず当日券買いに行きましょう」しばらく歩くとガレージ(どこにでもありそうな倉庫)からリハの音がガンガンに聞こえてきた。へ???都内のライブハウスしか知らないオレはまさか倉庫でやるとは思いもしなかった。リーゼントのまだ若そうなイキで、でもちょっと怖そうな店長から「当日券欲しいんですけど...」すると事務所から封筒に入ってる「ぴあ」のチケットを3.800円で買う。無口だけど電話の人もこの人だろう”当日券ってドリンク代込みだよなぁ”MORIさんとQPさんに聞いても「3.800円で買った。ここの店長いい人だなぁ、でも何でSTREETの所がSTREETSになってんねん!(これはぴあが悪いと思う) 」。会場時間までしばらくTheVISTORやら今までのライブのエピソードやらを色々ダベってました(「脳!ボーダー」もMORIさんに持ってきてもらって読みました)。チラホラ車で来る人や、(駐車場もあります。前の洋風居酒屋に停めてても問題なさそうだし)タクシーで駆けつけてくる人たちも集まってラハイナの上に電灯が着き、6時30頃開場。第一印象はいいライブハウスじゃん! ステージが扇形で後ろに立派なカウンターバーもあるし、長イスも木造で雰囲気的にもいい感じ、ただステージ前に柵がなくパイプ椅子が並べてあるだけだったけど、あぶなくないのか?MORIさんとオレは上のバーでビールを注文、QPさんはコークハイを注文。開演まで隣りの杉山のお姉さんの視線が気になったけど。革ジャン着た若い人達もゾロゾロステージ前で登場を待っている。ローディのお兄さんがPAのチェックをし始めるとオイラ達もスタンバイ。一番最初にQPさんが「ビーツ!」と切り始め、女性の声が続いたけど、そこでいったんシーンと空気が静まるがすぐに、ビーツコールが掛かった。S・Eが「MY WAY」のテクノバージョンで鳴り響くと少ない人数ながらも歓声があがる。今日はギターの音もデカい!一曲目「INNOCENT DAY」から始まるが新曲を聴いたことない人達がいるようでノリきれてない人もいたが、いい感じで始まった。2曲目の「THIS IS TOKIO JAP」でもう自分はトンでた。3曲目の「ONE NIGHT STAND」が終わり、φKIさんのMC。「久しぶりです。ビーツです。豊橋、半年ぶりでラハイナ2回目なんですが目一杯。目一杯!やりますんで楽しんで帰って欲しいです」φKIさん、今日は機嫌がいいみたい。”オー!””ビーツ最高!”客の反応も今日はいいなぁ。関東じゃあまり聞かない声援もなんか新鮮だった。その後は新曲をぶちかまして「ここにも一杯おるようだな、新曲...」「漂流少年」の時、サビの”OH! YEAR!”で盛り上がってるのにエンリケさん前方の方からビールが飛んできた。みんなそっちの方に視線がいって興ざめするかと思ったが、そんな事なく最後までノれたけどね。ちょっと長いMC。 「豊橋(ラハイナ)、2回目だからお前等も感じつかめてきたかぁ、今日はアー坊の声援が多いけど...」(アー坊と同じ出身だとすっかり忘れてたオレ)ここでφKIさん後ろを振り向く。「まぁ、ヤツもたぶん逃げるようにこの街をでたんだけど、それでサングラスしてることが多い...まぁこうして帰ってきたワケだけど...」アー坊さん、うつむき加減で笑ってる。「今日、ラジオの出演があって、アー坊がラジオ初出演した日です」(なんでそういう告知しないんじゃ!)φKIさんがアー坊の物真似をして場内に笑い声が飛んだ。「この街でずっと生きてく人もいれば、出てく人もいるわけで...まぁ、ビーツも広島を離れたけど、ふと少年の日の事を思い出すことが誰にもある云々...昔の事を思い出しながら聞いてもらえれば..」オレが今日、どうしても聞きたかった「MY HOME TOWN」。前の人の影でφKIさんが見えなかったけど、今日一番に心に響きました。

 生まれた街を離れ、ずいぶん長い時が過ぎた頃
 時に誰もが少年の日の風景を想う時がある...
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 夏の記憶は鳴りやまない蝉の声と祭りの季節(灯篭流し)
 八月の豊橋(広島)は特別な季節 心がこくんとムネを打つ
 MY HOME TOWN 緩やかに河の流れる街(僕にとっては用水路だけど)
 MY HOME TOWN 大切な全ての始まりの街

歌詞をこういう風に変えて心の中でオレは歌ってました。こんな何の飾り気もない歌詞で歌ってくれるビーツが好きで良かったと思えた瞬間でした。掲示板に”泣くかもしれない”と書いたけど、涙までは出ませんでしたが正直に言えば目頭が潤んだのは事実です。青臭い言葉で書けば「豊橋という”HOME TOWN”で育ち、横浜という”WILD SIDE”で生きてます(歌詞の通りダンボールにくるまったオヤジがいて、派手な外人が立チンボしてるような街です)」(爆)話がそれました。その後、ギターを変えるとすぐに「こんな時代の真ん中で」を歌い出した。すこし空気が緊張したような気がした。後半飛ばす前にいつものメンバー紹介。φKIさんが「ドラムス、谷本敦!」と叫ぶといつになくいアー坊がドラムを叩いていた。「今日はねぇー、すごくやりやすい。」とφKIさんのMC。やっぱり今日はメンバー機嫌がいい!豊橋の客は熱い。革ジャン着込んだ奴等も大人しそうに見える人も熱い!「もっともっと叫べますか?! もっともっと拳が上がりますかー!?」ラスト4曲は飛ばしてます。自分はちょっと疲れが見え始めたけど、最後までノれた。久々に「NO COUNTROL」を聞いた時は”オー!”とか想いました。ラスト「HEY! WANDERER」も大盛況のウチに終わり。メンバーは満足そうに楽屋にいったん引っ込む。タバコを最前列で吸い始めるマナーがもう少し欲しい客もいたが、φKIさんが袖無し赤のチェックのネルシャツに着替えて登場。瞬く間にアンコール2曲が終わると(すいません、ほとんど憶えてない)まだ物足りない客はさっきよりでかい声でビーツコールを掛ける。今度はタバコ吸う客もおらず、再度登場。ちょっと疲れが見え始めたφKIさんが「じゃ、新しい曲を」と言うと知らない客もいるようだけど懸命にノろうとしてた客も居ました。最後の「BEAT PARTY」ではローリングしようとする女性が居た!(ここ柵がないよ)それで火がついたのか蝋燭の最後のふんばりなのか定かではないが、客のノリが一斉にハードコアパンクのライブに来てるのかと勘違いするほど激しくなった。ローリング&ダイブをどうこう言う気は無いが(実際、自分も他でやるし)人数少ないのにそれは危険でしょ!まぁその女の子一人だけだったけど。演奏終了してメンバーが立ち去ると一斉にみんな帰りだした(こんだけ暴れたらもういいか?)。最後までマイクスタンドの前で座り込んで叫んでる女の子も居たが、自分はもう満足です、ごめんなさい。終了のアナウンスが流れても粘ってた女の子が「チクショー!」と叫んでる姿は痛ましかった。その子もあきらめると店員が乱暴(?)に片づけ始め、タバコを落とてその辺を探してるとお姉さんが見つけてくれました。一服して、MORIさんもくつろぎモードに入り、全体的にいい感じだったとコークハイ飲みながら感じていました。QPさんがトイレで着替えてると「アー坊の家族が居た」と話し、そっちの方を見ると家族で来てたみたい。「もう店占めるんで外に...」店員に言われて外に出ると車で来た人以外は残っていそうもなくて、バス停まで歩くと目の前に健康ランドの送迎バスが出ていくのが見えた。殆どの客がそれに乗って帰ったんだろう。そうすると、なんであんなに客が引くのが早かったのか納得。送迎ラストは21:00。バスは21:45頃。3人居るしタクシーで帰ろうかとも思ったがタクシー全く通らず。通ったと思ったらもう少しでバスが来る。最終バスには自分等3人以外乗客者なし。西口の飲み屋でMORIさん、QPさんとビールでお疲れさん。金がないオレは反対側の駅前サウナ(3千円)で寝ることにして豊橋の夜は更けていくのであった。
次も土日・祭日だったら来ることを胸に誓う。こんなイカした連中、剥き出しの音を求めてる奴等がまだまだいるなら。

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