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 第29回掲載 ライヴインプレッション(wildさんより)
ARB in LOFT ’99.7.23

 興奮したね。なんてたってARBのロフトだぜ。ロフトにしてもARBにしてもお互い切り離せない関係だろう。80年代を象徴するような存在だもんね。復活の最初のライブは去年1月の旧ロフトだったけどすごかったらしい、実は復活してからは武道館でしか見に行けなかった。チケットが全然、取れなくて悔しい思いを何度か味わってる。そんなこんなでインターネットでどうにかチケットを取れた。もう一人を誘って行く。チケットが実際自分の手に入ったのは前日なんだけど、もうその日は仕事に手がつかない。家に帰って革パンに着替えて武道館の時に買ったTシャツを探すが見つからない、なんか不吉な予感...。横浜から東横線に乗ったトコロで電話が掛かる。「今、新宿に着いたんだけど」「ごめん、まだ横浜なんだ。新宿に着いたらまた電話するよ」俺から誘っといたのに本当にごめんね。渋谷に着き急いで山の手線にダッシュで乗り込もうとするが携帯を線路に落とし、駅員を呼ぶ為、一本乗り過ごす...予感的中。携帯も無事取り戻し、新宿に着いてロフト前で待ち合わせし、しばらく話こんで6時を回った頃、「もう会場入っていい時間なんだけどな〜」「スタッフが会場整理しないのか?」「取りあえず下に行ってみる?」下に行くと「前売りの方はご入場になれます〜」おいおい、マジかよ!ステージ前はもう3列ぐらいの人だかりが今か今かと待ちかまえてる。ロフトー!入れるならもっと早く言え!サイフ、荷物等をロッカーにしまい込む。そして最前3列目あたりで立ったまんま開演を待つ。もう一人がビールを飲んでるのを見て俺もビール飲もうと思ったがドリンク券をロッカーにしまい込んだ為、断念...さらに悪い予感的中!しかし、ライブ中脱水状態でぶっ倒れたかもしれないのでかえって良かったかもo
 7時3分頃、照明が落とされ、前座のIn the soupが始まるのかとか思ってたら、いきなりサングラスを掛け、黒のシャツの凌さんが一人で現れる。瞬間、場内が一気に盛り上がり、もう拳を挙げてる輩がステージ前に殺到。「今日出てくれるIn the soup、ロフトが大事に育ててるバンドです。みんな、24〜25歳と若いです...チクショー!!」やんややんやの喝采が飛び交う。「どうぞ、暖かく迎えてやって下さい」。わざわざ新人バンドがライブやりやすい雰囲気にするために出てきたのか〜、これが外タレバンドの前座だったら新人バンドはかなりやりにくいだろうな。バンドを見た感想としてはちょっとエレカシが入ってるなと感じ、雨の日のブラジャーのMCも面白かった。客も暖かく迎えてくれて、ちゃんと応えてくれてましたが、俺は”僕はたた君とヤりたいだけさ”とか言う曲で引いてしまった。”夕立のような歌を...”を目指してるらしいがその辺がようわからん。いいバンドかもしれないがちょっとありきたりのような感じがしないでもない。今回、ロフト3daysで毎回、前座が出るが最終日のThe GROOVERSの時は更に盛り上がるだろうな。さて、In the soupも5〜6曲をだいたい7:45分頃まで熱演してローディーが5〜6人でステージ機材をセットしているがギターのエフェクターが調子悪そうでだいぶ手間どっていた。ステージ前はアメーバーの如く人のうねりが細胞分裂でもしているかのようでスシ詰めの満員電車で揺られている気分だった。
 8時を少し回った頃、いよいよARB登場。クールな4人がおもむろにそれぞれスタバってKEITHが3連符のドラムを叩くと試合開始のコングの変わりだ。俺はこの一瞬を待っていたんだ!ダダダ!ダーダン!ダダダ!ダダーン!「R&R AIR MAIL」だ!有無を言わせぬパワーで全開のハイテンション、間奏のトコロなんか何の曲やってるのか分からない状態。叩みかけるように去年、新生ARBを示したアルバムからアップテンポの「スケアクロウ」が飛び出す、この客はサビの「そんな明日を..”オーーー!!!”..待ちがれる!!」という具合に絶叫しまくりで凌さんのハイジャンプキックも見れた。順番がもうこの時点で曖昧になるがコーヤンと凌さんが向かいあい、ゴキゲンなスカのリズムでノリノリになれる3曲目。本心は「ずーっと下駄箱の奥に眠った...」ってMCが聞きたかったが、この時はもうお構いなし。キースがバスドラとスネアで聞き慣れたリズムをキープしだす。「狂いたくても狂えないヤツ!!」”オーー!!”「笑いたくても笑えないヤツ!」”オーーー!!!”「Oh〜...泣きたくても泣けないヤツ!」”イェーー!!”「東京の...新宿の...全てのロックンキッズに贈ります、BOYS&GIRLS」感激だった、一番最初にCDでこの曲を聴いた時、それほど好きじゃなかったのに、後からKidsと一体になれるっていうか、ARBに欠かせない曲だと実感した。この曲のライブで面白いのは「BOYS..」のトコロで親指を挙げ「...&GIRLS」で小指を突き立てる仕草をステージに向かってドコの会場上でも挙げるんだよ。他じゃ見れない光景だね。いったんここらで短めのMCがあった筈なんだけど俺はもう暑すぎて頭が働かない状態だったんで何を喋ったか憶えてない、たぶん新しいロフトで凌さん嬉しそうって印象を残しただけ。って言うか今日の照明、暑すぎ!日焼けサロンに来たんじゃねーぞ!だからもうこの段階でシャツ搾れるくらい汗かいてます(初のロフトARBで舞い上がってたからかもしれないけど)。次はちょっとミディアムテンポの「REAL LIFE」で助かったと思ったのもつかの間、最前は相変わらずアメーバーのように人のうねりが激しい。サビの「Hello MY REAL LIFE」は無数の手のひらでステージが微かにしか見えなかった。いつのまにかゲストプレーヤーさんが居てアコギを持っていたけど「はじまりの歌」も盛り上がる曲...このまま最前に居たいとい意識とは裏腹に下がった...人!人!を掻き分けて後ろで見ようと下がると最後尾までの拳!拳!は圧巻という他ない。そして「AFTAR’45」....最初のシンセサイザーが流れた瞬間にもう嬉しかった。ほとんど半泣き顔になって大声で歌ってた、ずっと拳を挙げたまんまで。

 揺れる1999、過去は過去のもの
 手を伸ばしてみる、夜明けに
 AFTAR’1945,俺達は生まれ
 狭い街角で出会った... 

なんだろ、胸が締め付けられるっていうか、慟哭がこみ上げてくる。故松田優作さんとの因縁の曲なんだけどそんな事じゃなくて...上手く言えない。簡単なMCで新曲2曲を紹介して、Bのebiちゃんがダーダーダン!ダン!ダン!ダダン!って、うわ!「LOFT23時」じゃん!体に電流が走り、ちょっと前進して歌った、実は今日”ひょっとして新しいロフトだからやってくれるかな”とか思って期待してたんだよ。最後の「wow wow〜」はマイクを客席に向けて「みんなのパワーを返してください!」って煽り、なかなか許してくれない(笑)。次の「Whisky&Vokka」は夢中になって3本指(ウィスキー)と2本指(ウォッカ)を立てた、歌詞をその時々によって変えるんだけど今日は”コソボにユーゴにNATOが火を噴いた!”と変えていた。ここで俺はまたちょっと後退。イントロをチャ!チャ!チャ!....ってリズムで客は更に盛り上がった。偶然か?ちょうど旅客機ハイジャック事件が今日起こった。まるでARBが歌うべき事を宿命付けてるように俺は思えてならなかった(この曲を発表した時、同じ時期に同様の少年犯罪が起こった)。「楽しんでますか?まだまだこっから飛ばしていきたいと思います。東京Cityは?」”風だらけー!!”「東京Cityは?」”風だらけー!!”コーヤンがあのギターを弾く、しかし、客の何人かはもう体がついて行ってない。俺も後ろで見てたとは言え、水が欲しくて喉がカラカラだ...もう20年近く前の曲なのに東京(日本)は不況の風が吹いている。そして明日も誰かが弾き出されてるんだ!ちくしょー、やっぱりARBを復活バンドなんて見えないよ。”ユニオン!ユニオン!”ユニオン!”もう体はついて行かないのにまだみんなジャンプしまくってる!スゲーよ。”アングリー、ハングリー、戦っていくぜ!”それぞれの場所で戦っていると思うけど、何故か嬉しそうな顔が目につく。そして凌さん!やっぱ一生歌ってって欲しいよ。「魂こがして」!”YEAR!YEAR!YEAR!!”静かに歌う解散前の最初バラードバージョンはめちゃくちゃ好きだけど勢いのあるコッチもやっぱいいわ。生のライブで見てつくづくそう思う。拳ガンガン振り上げ状態だったのは言うまでもない。簡単なメンバー紹介の後は本編最後は「TOKYO OUTSIDER」だった。一番最初に聞いた時は”なんか変わった...”と思うけどARBしか歌えない曲だよ。なんか今までにない曲だよねって思ったけどもう今のARBにシックリ来るって感じだ。そしてメンバーが去っていく。
 アンコールは俺は”ARB!ARB!ARB!”のコールかと思ったけど手拍子と”OiOiOi! ”が主流のようだ。そしてまた再びステージに戻ってくるとまたおもむろにギターを抱えると大音量のノイズなギターが空を割き、悲痛な叫びをあげるあのイントロの後、水を打ったように静かにアルペジが流れる。「Akikoは16..あの世へ行っちまった...」非条理な少女の死を歌うレクイエム。「本当は!..神もわかっちゃいない!!!!」心の叫びをあげ、凌さんは上に指さし、天に向かってツバを吐いた!誰に向かってなのか?少女を無惨な死に導いた神に向かってか、何もわかっちゃいないヤツラに向かってか?その後、例えようのない目をしてマイクに向かって歌う凌さんが今日一番俺は印象に残った。復活最初のロフトではツバを吐かなかったらしい。しかし、今の日本の現状を考えるとツバを吐きたくなるよ。俺はただ呆然となって聞いていた。次は結構マニアックな選曲で「」Black is No.1」確かにARBをイメージで考えると黒!ってイメージが強いかもしれない、腹黒いって意味じゃなくてね。そんな事をサビの「Black is No.1!」のトコロで一差し指を差しながら考えていた。そして再びステージを去っていく。え?おい、こんな終わり方ってねーだろうよって勝手なファン心理として再びアンコールを求める。戻ってきてくれた4人、そうだよ、聞きたい曲が一杯あって全部は無理だけどまとまらないよ、こんなのじゃ。そして何回CDで聞いただろう、シンセがロフト全体に響き渡り「OWN MY OWE(自分自身を背負え)....机に刻みこんだ..」スポットライトに照らされながら凌さんは歌いだした。一人で勝手に歓喜の声を挙げる、本当にこの曲を聴きながらフトンの中で何回自分を奮い立たせたか。そういえば解散時にKEITHのインタビューで石橋凌以外のボーカリストでやる気はあるのかと尋ねたところ「はっきり言ってないよね」と答え、「ああいう詩を書ける人はいない..」と答えた。確かにいない。この曲を聴くと本当にそう思う。それに今年の一月の武道館でも聞いたが、ロフトのこの響き具合はいい、「這い上がるチャンスをベットの中で今夜も祈る!」俺は感動していた、今日来て本当に良かった。そして最後は「Do it Boy」凌さんはこの歌の中に出てくる男と重なる部分があるのか「人生なんてあっと言う間さ、やりたい放題やりなよ!」そう俺達に言いたいのか?そんな事を感じてしまった。もう明日の事なんて考えずに拳を精一杯挙げろよ!自分に言い聞かせてもう満足な状態だった。蛇足でこれもサビで親指と小指を挙げる曲です。そしてサラリとステージを去っていく。
 何人かはまだコールをしてたが、天井からスクリーンが降りてきて終わりかと思い、みんな帰ろうとしたが、スクリーンでなんか映画でも始まるみたいだと思い、みんな一端、帰りがけた足を止める。スクリーンでは水中の中のシーンで亀の影が映し出される。”なにこれ?”なんかのコマーシャルにしては変だなと思い、そのまま見ているとガラリと場面は変わってタクシーに乗り込むビジネスマン2人のやりとりが映し出される”この携帯買え!って事か?”などと笑いながら見る客もいたが俺は”ひょっとして新曲のプロモか?”と声に出して言った。そしてタイトルが昔の演歌風に赤字で映し出される「反逆のブルースを歌え。ARB」瞬間、会場上でどよめきや歓声が上がる。タクシー運転手を演じる凌さんが映し出され”凌ー!!”とか声援が起きる。キースの時は”ヒュ〜!ヒュ〜!”って感じ。ライブじゃなのに拳を挙げて、大合唱!実は俺は一回このプロモ通して見てるんだけどノーカットでは見てないんだとね〜、KEITHのシーンが一番面白かった(笑)。いや〜、ロフト活きな演出してくれるね。もう上半身裸の俺はロッカーから着替えのTシャツに着替え「場内清掃するので外に出て下さい〜」とうるさかったのでグッズ等、何も買わずに外に出て居酒屋に二人で行く。「いや〜、あんな熱いとは思わなかった」「舐めて行くと痛い目に遭うね」とか今日の感想や色々話込んで居酒屋を出たのが0:00ぐらい。一杯汗かいたからビールがマジで上手かった。40才代バンドだと思って行くとホントに痛い目にあうぜ。そしてこんなカッコいい大人のバンドが間近で見れた事を嬉しく思う。一度もライブ見ずに解散してしまった事を悔やんだがまた再び見れるこの世紀末もまんざらじゃないかもしれない。ありがとうー!ARB!
 最後にだいぶ頭に血はのぼっていて記憶違いなところがあるかもしれませんがご了承ください。

1.R&R AIR MAIL
2.スケアクロウ
3.Daddy’s Shoes
4.BOYS&GIRLS
5.REAL LIFE
6.はじまりの詩
7.AFTAR’45
8.反逆のブルースを歌え
9.これから(新曲)
10.LOFT23時
11.Whisky&Vokka
11.トラブルド・キッズ
12.東京Cityは風だらけ
13.ユニオン・ロッカー
14.魂焦がして
15.TOKYO OUTSIDER
〜アンコール〜
1.Just a 16
2.BLACK is No.1
〜アンコール〜
1.OWN MY OWE
2.Do it Boy!

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