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 第35回掲載 ライヴインプレッション(wildさんより)
"Sexy Stone Records Presents"シベリアGIGSU" in ON AIR EAST '99.10.13(Wed)
SHERBETS

BJCの浅井健一(以下:ベンジー)のソロ、SHERBETにバンドスタイルとして”S”がついて”SHERBETS”になったのを見に行った、今回のソロのライブは本数が多くていいな(前回の「セキララ」の時は行きたかったが仕事の都合で断念)。評論家(?)は今回のアルバムを”「SKUNK」(BJCの6作目)に近い”と言って期待して買ったら俺は「幸せの鐘が鳴り〜」に近いと思う。だってやっぱりアルバムで一本の映画を見ているような気分になったから。
ライブ当日は仕事を定時で終わらせ、冷たい視線を浴びながらスーツ姿で渋谷に向かう。6:40分頃に会場ON AIR EAST(ラブホテル街にあります)着いて当日券があってホッとした。中に入るとすっげー人・人・人(最近、こんな広い会場で入ったライブって久しく見てない気がする)、ヒソヒソ話で何気にフッと上を見ると暗くて(視力も最近悪いッス)よく見えなかったがBJCの照井さんらしき人が2階にいる。会場の中は真っ暗で両側の壁をスクリーンに見立てて万華鏡のような映像を淡々と流れ、音楽(ダンス系、70年代ROCKが主)がガンガンに鳴り響いている。このけたたましい音と万華鏡の中を歩くような映像を見ていると自分がクラブに来ているのか、「ビョーク」のライブに迷い込んだのか判らなくなってきた。開演予定の7時を過ぎてもローディが動く気配すらない。「何してんねん!」だんだんイラついてきた。やっとローディがモニターチェックして7:15分頃に始まった、照明が落とされた瞬間、みんな前に詰め寄ったが俺はセンター真ん中あたりで見る事にしてたのでその場所をキープ。
 どんな順番で登場してきたがわからないがバスドラムのリズムが大音量で響き、ベンジーが赤のグレッチを弾く。いきなり未発表曲かよ!と思ったがクールだ!ベンジー、カッコ良すぎる!ノリノリで切れそうな曲だったけど最前は踊り狂ってった。すっげー格好いい曲だったよ。続いてシングルにもなった「High-School」。ダイブの客も居た程、盛り上がったな、(でも、ダイブやった人達はそれが目的で来たんじゃないだろうか?)プロモで始めて聞いた時はそんなに好きじゃなかったけどライブで聞くといいなぁ。お次も不思議な感じのするグルーブがする曲「アンドロイド・ルーシー」でした。客の声援に対し、「ありがとう・・・ひさしぶり」ってMCこれだけ(笑)。一瞬、静かになると映画のサントラに使えそうなインスト(アンサンブル?)を淡々と演る。「水上の月」の前にすごい長いアンサンブルを延々とやっていたがこれが前の曲と重なって感動モンだった(後で考えるとある意味”プログレ”だったかも)、両側の壁に映像が流れギターのフェイドバックとかすごい臨場感があって鳥肌が立ちそうになる。そして激情から静寂に変わる瞬間。”俺の車で・・・君を送ろう・・・・”俺はベンジーの才能がすごいと改めてと思った。”夢の中で見かけた〜・・・あの人の声に・・・包まれていたい!”リフレインされるこのサビの部分が俺の頭の中からライブが終わってからも消えなかった。ギターを持ち替え、拍手が鳴りやむと同時に明るいアルペジが流れ一瞬「?」な状態になる。俺の大好きな「Black Butterfly」だった。”おー!”思わず歓声を上げてしまった、CDとは全然違うな(当たり前か)。「760」は俺はキーボードの福士さんのソウルフルなコーラスが気にいった。いい味出してるし、何より今日の福士さん色っぽかった(笑)。次の「はくせいのミルク」が泣きそうになった。アルバムの中で一番好きなんだけど、どうしてだろ?モノ悲しい曲だとは思うけどダメだった。涙腺が潤んでどうしようもなかった。

 きみどり色したこの街の夜は
 剥製のミルク 地下鉄のドア
 どれほどの愛が・・・・
 秋からあの美しい冬に変われば癒されるね
 シュークリーム 君にあげるよシュークリーム まばたき一つせずに
 コーヒー色したペリカンの話
 彼女は毎日、魚を捕る 子供のため  
 僕たちは行き先をなくしてて 毎日微笑み過ごす
 歪んだ心の大人達よ 風に吹かれ消えろ

別にどうってことない歌詞だと思うんだけど、その場から動けなかった。マジで。気づくと心の底から拍手しました。「ステファニー」「ジェイムさん」(だと思う)はシングルのB面の曲なので俺は聞いた事なかったんだよね・・・ただただ聴いてるだけだった。「VINNY」はある意味BJCっぽくて俺は好きだな、ベンジーの絶叫しまくりのSHOUTする姿はカッコよかった。また福士さんの色っぽいコーラスが聴けた「君の肩にふれて」ては最近のBJCっぽいけどBJCとは違うんだよなぁ、ちょっと歌謡曲っぽいけどベンジーの子供のような優しさが出ていいと思う(福士さんはすごい貢献してるな)。そして気が付けば本編ラスト「シベリア」、一瞬にして会場の緊張感が高まったような気がする。両側の壁にはまたスクリーンが映し出され、これがまた曲とマッチしてカッコよかった。水のシーン、青空に雲が流れるシーン、吹雪のようなシーン。圧巻だったし、ベンジーの”世界”に没頭出来た。そして「ありがとう」の一言を残して去っていく。
 アンコールを待つ間は俺はタバコに一本火をつけ、深く吸い込みそいつを吐き出した。手拍子にマジって「Oi!Oi!・・・・」と出てくるのを待つ。ライトが明るくなりメンバーが出てくる。「アンコールありがとね」と相変わらずMCは少ない!そしてあのアルペジが流れる・・・・俺の大好きな曲だ!感無量だ、来て良かった。感動のうちに終わり「キーボード、福士久美子・・・ベース、仲田・・・ドラムス、務村・・・・We are "SHERBETS"」そして俺達を煽るようにイカレたギターが吠えまくる、俺達に”狂え!”と言わんばかりに・・・そして大合唱の「ジェーン・ジェットの犬」はここぞとばかりにモッシュ・ダイブが始まったのは言うまでもない。ベンジーの「次、ラスト」、「今日は俺達のコンサートに来てくれてありがとう」でまったく聞いたことない英詩のロックン・ロールをぶちかます(”I'm Loser Man!”ってトコしか聞き取り不可。なんて曲だろ?)、みんな踊り狂い、ダイブも続出。イカシた曲だったぜ!そして「明日、また会おうぜ!」と言い残し去っていく。”明日も来るぞー!”と男の声が聞こえたが俺は明日、仕事で行けないんだよ!ちくしょー!・・・カンに触る「本日の講演はすべて〜」のアナウンスを後にして出ると物販にTシャツがあったけど俺のセンスじゃなかったな。だいたい今日は1時半ぐらいのライブだったけど来て良かったわ、ソロプロジョクトだからいつ又やるか判らないから来てみたけど正解だった。頼むからこのまま終わらないでくれ、絶対、また来るって思うぐらいカッコいいライブだったから。

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