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 第39回掲載 ディスクインプレッション(zさんより)2001/01/16
“MAKING THE ROAD”/ Hi-STANDARD
(PZCA?1:PIZZA OF DEATH レコード 1999年6月30日 リリース) ◎自主製作盤

「新たなる“道”を作れ !!」

 1999年、皆様はどんなアーティストの作品を聴きました?洋楽、邦楽、メジャーリリース、自主製作盤、ROCK、PUNK、SKA、HC、ミーハー(失礼)、マイナー(これまた失礼)、どんなジャンルでも構わないです。で、その中で1番良く聴いた作品(印象に残った作品)って何でしたか?オイラは“LIFEWORK”としているアーティストを除いて考えると99年で1番良く聴いた音源はこのバンドです。何しろ98年からまた音楽を聴き始めてから何の予備知識も無く、年中金欠のオイラに“音源衝動買い”をさせたバンドでもあるのですから!ことの始まりは98年年末、お目当てのアーティストの音源を探しに都内某所の「通好み」のお店にいった時にことでした。店内にフル・ボリュームで流れる音楽…お店のオススメが流れる中、オイラはひたすらお目当てを探していたのでありました。「ウルセ?ナ」と心で思いつつなんとかお目当てを探しあて「さてと…」とレジに向かおうとしたのです。が、その時、店内放映中のTVに写った3ピース・バンドに目が止まりました。LIVEビデオで演奏している曲…あ、あのノーランズの“恋のハッピー・デート”(邦題)!! 続いて聞こえてきたのが“サンシャイン・ベイビー”な、何だ、このバンドは?! 一体何者?え?日本人なの!頭が混乱しながらもしばしそのビデオを見ていました、そのバンドのアメリカ西海岸ツアー(だったかな?+フジ・ロック参加)のビデオでした。結局、途中からっだたけど全部見てました。(店側としては嫌な客だなあ…)見終わったあと、黙ってそのバンドのCDを探してました。そのバンドこそHi-STANDARD、衝撃的な出会いでした。“ANGRY FIST”というタイトルのアルバムが某音楽チェーン・ショップのアルバム・チャートにランク・インしているというのを知ってるだけで、その頃は「メロ・コア」という言葉の意味もバンドのメジャー度(今までの活躍等)も全くもって知らなかったオイラでありました。(店のオススメも結局、買っていってしまった…商売上手だなあ、ディXク・Xニオン…)
 メロ・コア=「メロディックなハード・コア」という意味らしいです。よくよく考えてみると音楽シーンも多種多様化していてその中の一つだったんですね、深夜の音楽番組でもメロ・コアや、スカのバンドの紹介が多いのも「現在」の音楽シーンの象徴だったんですね。自分が聴いていた時とは明らかに違う音楽シーン。それでも、Hi-STANDARDは古くさいオイラでも理解できるような気がした。
 音源を聞いた限りでは、「聴き易い」(当たり前! だけどイ?ジー・リスニングとは違う!)「楽しく演ってる」「音楽が楽しくってショウガナイ」「素直に自分達の音楽を楽しんでいる」そういうイメージを強く感じた。今まで聴いていたジャンルと違うせいかな、いい意味で「プラス思考」なのだ。歌詞やメロディーで感動させてくれたアーティスト、バンドは当たり前だけど沢山いる。でも、アーティスト自ら「音楽ってこんなに楽しいんだゼ!!」とアピールしてくれるようなイメージ、それがHi-STANDARDだと思う。HC世代の人達(オイラもそうかな)はメロ・コアを必ずしも好意的に受け止めてくれる人は余りいないらしい、どちらが優れているとか、そうじゃないとか、ミーハー、マイナーというのでは無くて、「基本的な部分」は同じだと思う、違うのは「表現方法」だけの話で、あとはそれぞれの人の趣向の問題ですが…取り合えず、聴いてみてからのそれぞれ判断を下せばいい訳で…
 少なくともオイラは色々な音楽をこれからも聴いていきたいし、理解したいし、楽しみたいとは思ってます。(若い頃、「聴かず嫌い」の気があったせいもあるが、)

 99年初夏に新作がリリースと聞いて楽しみに待ってる矢先、驚いたニュースが、メジャー・リリースでは無く、全くの自主製作レーベルからのリリースというのだ。しかも、メンバー自身が会社を作って…何故、今さら自主製作から?驚きと疑問で一杯だった。雑誌のインタビューを読んだ限りはそれに至った経緯が書いてあり、少しは気持ちは理解ができた。でも、はたして、新作はどういう風に仕上がっているんだろう?そんな事ばかり考えていた。
 発売日当日、CDを買いに行く。無いのである、「品切れ」で!! 2件目で発見、驚いた。結果を見ると、CDセールス・ランキング初登場3位!! これは驚異的な事である、商業音楽、特に最近はタイ・アップが絡まらなければ、まずチャートに入る事は難しい日本の音楽業界だが、それを簡単に突破してしまったのである! 過去に沢山の自主製作レーベル出身のバンド、アーティストが出てきたけれど、かなり困難なチャレンジだった。が、それをHi-STANDARDはいとも簡単にこなしてしまったのである。
 しばらくしてTVや雑誌にHi-STANDARDの記事や、特集を組むコーナーも見かけるようになった。「史上最強のインディーズ」、「パンク・ロックの躍進」…オイ、オイ…そんなチンケな言葉でHi-STANDARDを褒め称えるなよ、マスコミよ。もっと、もっと彼らをイイ言葉で褒め称えてあげて欲しい。

 あえて何も無い状態からリ・スタートして、新たなる「道」を作りだしたHi―STANDARD、彼らの前に「道」は無かった。が、彼らの後には「道」が出来上がった、この「道」は何処まで続いていくのだろうか?  
 全部、英詩だけど(当たり前)、最初は歌詞を見ないで、曲だけで聴いてた。改めて訳詞を見て感動した。ごくごく人として当たり前の事を詩になってたり、言葉にするのが難しいものも、「サラッ」と詩になっていた。個人的には“DEAR MY FRIENND”“STAYGOLD”、“JUST ROCK”、“NO HEROES”の歌詞がスゴイ好きだった。「離れていても友達だよ」という“DEAR MY FRIEND”は丁度、そういう奴がいたから気に入ってしまった。メロ・コアだけじゃなくて、もろHCの“JUST ROCK”、まさか「♪ドウ・アップ」が聴けるとは思わなかった“MOSH UNDER THE RAINBOW”
PVがカッコヨカッタ“STAYGOLD”、“BRAND NEW SUNSET”歌詞を見て笑ってしまった“PENTAX”。本当に色々なおいしい所を「ギュッ」と詰めこんでくれたアルバム。
 新たなる「道」を歩き始めたHi-STANDARD、この先、困難な道程があるかもしれないけれど、彼らならきっと「サクッ」とこなしてしまうだろう。そして彼らの道のあとには、沢山のファンが続いて聴く行く事だろう。

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