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 第44回掲載 ディスクインプレッション(wildさんより)
Four Pieces Live/The ROOSTERZ 1988.5.1 COLUMBIA 32CA-2716

〜再現出来ない4つのジグゾーパズル〜<p>

 オリジナルパンクに三羽ガラスと言われるバンドがあるように(ピストルズ、クラッシュ、ダムドの3バンド)同じ80年代の日本で”めんたいロック”と言われる九州バンドが頭角を現しはじめてきた。自分はARBとTHE MODSとそしてこのルースターズがめんたいロックの御三家だと勝手に思ってる。中にはサンハウス、シーナ&ロケッツ、ザ・ロッカーズと言う人も居るだろう。でもパンクにも何々派って言い合ってたから(ちなみに自分はラモーンズ派です)、それは人それぞれと言う事で・・・・

 ルースターズは前身「人間クラブ」というバンドが北九州のどっかの楽器屋で演奏したのが始まりだと聞く。大江慎也(Vo&G)、花田祐之(G&Vo)、井上富雄(B)、池畑潤二(Dr)の初期のメンバーで”最新型R&R”という言葉が当時ピッタリのバンドだった。ギターのアップダウンの早弾くを得意(まぁ、めんたいロックの特徴なんだけど・・・)とし、1stなんかドクターフィールドック辺りのパブロックが匂うバンドとも受け取れるかも。蛇足だが自分が最初に大江、池畑を映像で見たのが爆裂都市《バーストシティ》という近未来的な構想の映画でアニキが借りてきた。大江と池畑が組んでいるバンドにアナーキーのマリ(Gt)がいたような記憶がある(ベースは誰だっけ?)。これに対向したバンドがまだトリの足やブタの内蔵をブチ巻けていたTHE STALINで他にパンク親父の泉谷しげるも出演していた。ドラム缶が燃える中、全員革ジャンで演奏していたシーンが鮮明に残ってる。まさに勢いだけで録ったような映画だった。それはさておき去年にトレビュートアルバムが発売されてミッシェルのようなビッグバンドも参加し、洗礼を受けたってバンドは一杯いるだろうし、伝説になるのも早すぎた。だけどその殆どが初期のROOSTER(S)でトレビュートも初期の曲ばっかりだというのが自分には納得できない(だから買ってません。テリー伊藤氏、すまんが・・・そういう意味でもこれを書こうと思ったしオレの場合、後期の方が衝撃が強すぎたし、いい曲は一杯あったから。たぶんオレは下山派だ)。大江が抜けた後、殆どの人が解散を感じていた筈だが最後に残った花田はGに下山を加入させ、後期は始まった。花田自身、インタビューで「”ルースターズ”という名前に固執してない」と答えているのに。後期のROOSTER(Z)は大江のファンの人にはそれは別のバンドのように聞こえるだろう、大江のステージ上での狂気な眼差し(元旦にTVで久々にみたがありゃヤバいって顔してた)やセンセーショナルと言ったものとはかけ離れてるルースターズがそこにはあった。裏返しで花田の苦悩も見えてくるようだ。下山淳のアーティスティックな面や多面に出てくる花田のポップな曲調が目を引くがどーしても恵まれなかったのはリズム隊だった。「BURNING BLUE」あたりで海外レコーディングを下山の提案で行ったそうだが現地のディレクターにリズム隊は散々な言われようだった。そこで元ローザ・ルクセンブルグの三原 重夫(Dr)に元ロッカーズの穴井 仁吉(B)のメンバーチェンジがあって前作からわずか8ヶ月で傑作「FOUR PIECES」を作って突然の解散となる。思うに花田は大江の影に付きまとわれながら不器用にバンドを活動していて最後に傑作を作った途端にバンドへのケリがついたと心で決めていたんじゃないだろうか。

 下山の轟音なギターで始まり、MCまでテンションの高い演奏で思わず鳥肌が立ちそうになる。カラフルな楽曲MDは不安定な下山の歌唱力だが歌詞がいい。たぶん一番好きな歌詞だ。(ワンチャンス掴め、大胆に冷静に/あくせく働き、また起きる/In themorning 髭を剃り髪を撫でつけ/成功がそんなに大事かい?・・・・たった一握りの金の為に貴方は肉を売り傷付いた/In the moonlight 今は思い出せない/憂鬱な気分でまた酒を煽る) そしてPUNK色強い雑誌「Doll誌」で何故かその年の上位に食い込んだMDは花田の12弦ストリングスの曲で前曲と絡んでいい味出してる。そしてルースターズとECHO&THE BUNNYMENはよく比較されていたが何故かジュリアン・コーポのカバーを途中から歌った、資質は似てるかも知れない。MKの「CROSS ROAD」はスピード感が溢れてる。ここまで一部の幕は引いた。前半は解散ライブで後期ルースターズの底力を見せつけた後、下山の「友達を紹介します」の声で大江、池畑、井上の順で紹介され、”伝説”の初期のメンバーで!熱狂の中、大江のボーカルでMLは演奏された。一旦幕が降りた後、渋公に居た人達は大江、池畑、井上に対する思いで出てくるのを待った筈だ。しかし、大観声の中、幕は上がった時、中央に大江の為のマイクが置いてあったがそのマイクスタンドの前に誰も出てこなかった。いや、池畑も井上の姿も見えずに熱狂していた客は困惑の歓声を上げる。その瞬間に花田は冷笑を浮かべギターをかき鳴らした。めちゃくちゃクオリティの高い楽曲MMでそれ聞ける。ある意味、ライブ盤というより花田という男が最後に伝説を一笑にした記録として捉える事が出来るんじゃないだろうか。正直、今聞いても新鮮さを感じるバンドだった。それだけに解散は惜しかったと思う。大江は二度と音楽界に戻ることはないだろうし、トレビューを記念したライブで最後の一幕に再結成の一幕はあった。しかし、花田のGtが芳しくない・・・初期のナンバーを歌う花田は不安感が漂っていたらしい。そういう意味でもこれは一聴の価値があると思う。

Gun Control
再現出来ないジグゾーパズル
NAKED HEAVY MOON
OH!MY GOD
EVERYBODY’S SIN
鉄橋の下で
HURT BY LOVE〜LAND OF FEAR
CRAZY ROMANCE
曼陀羅
NEON BOY
NO NO NO
(Standing at)THE CROSS ROAD
C.M.C
PASSENGER

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