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 ;第56回掲載 ライヴインプレッション (wildさんより)
"TOUR2000 魂が求めるもの" 2000/10/15(横浜CLUB24)

 5年前。同じ日に同じ場所で同じバンドを一人で見に来た。21才の生まれた日に来る道すがらバラッド「約束できない」を唄いながら来た記憶がある。アレから5年の月日が経ち、回りの状況も変わって行く。
バンドもメンバーチャンジで変わったりとしている、当たり前の事なんだけど。恒例になりつつある秋のツアーであるが今回の新作「魂が求めるもの」を引っさげての地元のライブ。今回の新譜はファンとの間で「ワイルドサイドの友」(7th)に似てる、「マニフェスト」に似てる(3rd)とかいいあってたんだけどオレとしては「VOICE」(2nd)に質感が似てるかなって気はする。もちろん、原点回帰って意味じゃなくてビーツは同じトコロに戻るっていうより前より上の段階をスタートラインと意識してるバンドだから過去最高傑作だとφKIさんも自信を持って言っている。まぁ、一つのターニングポイントだろう。オレ自身もかつてない程ヒリヒリしたφKIの世界観に改めて惚れ直した。こういうビーツを求めてたって大声で叫びたいぐらいに。これを聞いて何も感じなかったらもうオレラと話す事は何もねぇっていうぐらいによ。

さて、当日は雨。革ジャン着込んでいるオレ達にとっては泣かせる天気だ(傘持つのメンドーだったし)。そのせいか会場に着いたら人はまばらで客足は悪かった、スタッフの会場入りの時にいたのは30人くらいかな。別に最前列にこだわるワケじゃないけどやっぱり地元では鉄柵にしがみついて見たかったけどファンクラブの先行に陣取られてベース側にオレラは陣取る。Tシャツの替えが無いので物販で新作の魂Tシャツを買い、早速着替える、これが格闘技系向けでOK。しばらくビール呑んで、フト気が付いたんだけどスピーカーのトコロにマイクが客席に向けられて立っている。「ひょっとしてライブ録音とかするのか?」と回りで話始める。ライブ盤「LIVE! BEATS-ISM」も一部この横浜CLUB24で録られたりしてるから案外するかもしれないな。そう、過去ここで見たきたライブでどっからこんなパワーが出るのかってぐらい客がギラついてる時があった(たぶん、2年前のライブでアンコール「REBEL SONG」の時だった)。THE MODSあたりから流れてくる人の密度が他より多いのか、昔からの族ノリ”ヤンキー”パワーがそうさしているのかわからんけど(笑)、雰囲気が横浜はちょっとギラついてるからノリもハンパじゃないんだよ。そんな事を思ってるウチに昨日より早めにローディがセッティングしている(今日はドリンクこぼさないないでね)。セッティングが終わったら待ってましたとビーツコールが始まる。昨日からの連チャン+夜遊びでノドの調子はイマイチって感じだけど、SE「威風堂々」が掛かり「オキー!!」と叫ぶ声も混じって戦闘状態突入。

 1曲目はアルバムにちなんでのツアーだから「狂ったように叫ぶ時」だろうなぁとタカをくくっていたらダダン!ダダン!ダーン!・・・”オレ達のテーマソング”「BEATNIK ROCKER」じゃーか!すでに開始1分も経たないウチにレッド・ゾーン突入。昨日市川で「メニューは毎回違う」とは言っていたけどまさか!って感じがファンからすればあるよ。更に追い込みかけるようにスピーディな「STANDING STANDING」。この時点でノドを潰し玉のような汗が流れる。さらに3曲が「十代の衝動」とやはり何かが違う。このツアーに掛ける意気込みっていうのか、φKIさんの気力っていうのか何か違う。そしてMC。「こんな雨の中、集まってくれて感謝しています、サンキュー!どうも」「え〜・・・新しいアルバム出して、聞いてくれたと思うけど。この腕の中に(ガッツポーズを取りながら)注いで帰ってください」そして新しいアルバムから「EDGE」が飛び出す、新加入のユウジのベースが絡んでくる。SEIZIはペダル踏みっぱなし。新曲で人気がありそうな「傷口」をやり、流れるようにSEIZIがボーカルを取る「LOSE or WIN」に続く。一呼吸置いた後、ぜひPOTSHOTのようなスカッ子達(前日に同じ小屋で演ってたけど)に「日本語のスカも悪くねーべ!」って言ってやりたい「見えない監獄」をコーラス合唱。・・・ただし向こうに比べてコッチは詩は爽快じゃないけど(笑)。立て続けに「DON'T BE COOL」を演ってくれたのは盛り上がるし嬉しかったが途端に後ろからの重圧がきつかったけどね。そして昨日に引き続きイスの用意がされる。「オレの思ってる質感と違ったらもうやらない」って言ってたからどうなのか判らなかったけど。MCで「たまに目が合うとドギマキする(笑)」って・・・・あぁ、目が合ったような気がしてMC中、ずっとテレキャス見てました。「実は低い位置でやる方が自信あるんだよね」と言ってエコーバリバリで「魂が求めるもの」を奏でた。スポットライトが後光になってすぐ目の前のφKIがすごい遠い存在に感じた。「刹那の楽園」もスッと汗が引いて鳥肌が立ちそうになる(ただφKIさん、コードチェンジもたついてたような・・・)弾き終わった後、どこからともなく拍手が送り、男のファンの「ありがとうー!!φKI」の声が印象的だった。後半R&Rタイムは新譜のオープニングナンバー「狂ったように叫ぶ時」(ここに持ってきたか)。「自分の声がどうなってもいい」と喋り、本当に潰すような声でφKIが叫ぶ。「イノセント・ディズ」「ヒロシマ」は昨日の市川でも聞いたので頭が真っ白になるくらい暴れて余計な感情は湧いてこなかった。さすがに「ヒロシマ」の時はダイバーも一人ぐらい居て暴れる=圧迫されるのでキツかったが。そしてラスト「星降る夜に」は久しぶりに聞いたような気がして顔がほころんだ。 そのまま引き上げるが、ビーツコールをする声がかすれそうになると水が回って来たので補給。そのまま回しのみ。どれくらいかわからんが再度登場。アンコール一発目「REBEL SONGS」は音合わせでC#mで”あぁ、REBELだな”ってわかっちゃって自分だけ気持ちが白けてしまったが前に出てくるφKIを見て気持ちは高ぶる。そして間を空ける事なくアツシのドラムが響きベースが絡みφKIのブラッシングで「BRAND NEW DAYS」が始まる。ホントに色々なメニュー用意してるなぁ(笑)。この曲は後半部分の盛り上がり方が異常な程だ、それまで溜まっていたものを吐き出すかのように・・・。そしてもう定番中の定番「BOYS BE A HERO」で締まる。何かアンコールで3曲って得をした気分だ。おっとそんな事で満足しちゃいられない、今日・この場所でどーしても聞きたい曲がある!頼むぜ!そんな願望が通じたのか再度ステージに現れ「今日は声が出るから昨日はやらなかったみんなが唄える曲を・・」を期待もたしてやってくれた曲はなんと「約束できない」だった!もう何万回聞いたからわからないフレーズに、歌詞の隅々に、今日のライブで一番オレの”魂”が求めてた曲に精一杯大声だして唄い、狂ってた。そういえば5年前もこの歌に明日の見えない自分に光明が指した気になった。5年後の今でもこの歌を聴くと大粒の涙が出そうになる、いや、今の方がより重要なウェイトを占めてるかもしれない。横で親友達のOiコールを一緒にやってないと(静かに聞いていたいって気持ちも少しはあったが)マジでその場で泣きそうになった(いや、半泣きしてたな)。演奏が終わり、歓声があがる中、「GIMME A VOICE!!!!」とφKIの一声あがり更に声が上がる「GIMME A POWER!!! I GIVE A POWER!!! with NEAKED HERAT!」そしてそのまま「命の音」に突入する。横ノリなのに激しい。自分は完全にビーツの世界に酔っていた。そしてワンフレーズが終わり「OK!Reprise」の後はいつものアジテーションなんだが今回、新しいセリフとして”♪魂が求めるままに〜、魂が求めるままに〜この剥き出しの魂が求めるままに〜・・・”が加わり思わず拳をあげた。最後、楽屋に戻る時「また旅に出ていきます」というと「行ってこいよー!」とダチは暴走してました(笑)。終わってもオレの頭の中には今日演ってくれた「約束できない」が頭にこだまする。「市川の30倍は良かった」「オレ、どっか遠征に出掛けようかな・・・」といつもの仲間の声も頭に入らない。まるで今日のセットメニューはオレの為にやってくれたんじゃないかって気がする(笑)、ビーツの歌はいつだって切なく、熱く、甘く震えさせてくれる。今日までそんな歌を継続してくれた事に感謝する。明日になれば、またワーキングクラスに戻らなきゃいけない。けど今日のライブは怖いくらい時が過ぎても多分、生涯忘れられない夜になりそうだ。2000年10月15日。オレは26歳になった。だけど明日もオレはR&R、パンク・ロックを口ずさむだろうな、だってオレの”魂”いつだってそこに光を求めるから。最高の誕生日プレゼントだった・・・・ありがとう、ビーツ!

1.BEATNIK ROCKER
2.STANDING STANDING
3.十代の衝動
4.EDGE
5.傷口
6.LOSE or WIN
7.見えない監獄
8.DON'T BE COOL
9.魂が求めるもの
10.刹那の楽園
11.狂ったように叫ぶ時
12.INNOCENT DAYS
13.ヒロシマ
14.星降る夜に

EN-1.REBEL SONG
-2.BRAND NEW DAYS
-3.BOYS BE A HERO

EN-1.約束できない
-2.いのちの音

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