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 第75回掲載 ライヴインプレッション


THE MODS ”FIGHT OR FLIGHT TOUR”
2002年12月14日(土):赤坂BLITZ

久しぶりのTHE MODSのギグだった。ツアー初日には川崎チッタでも公演してたがこれはちょっと行けなかったので今年ひょっとしたら最初で最後のモッズのコンサートなのかな。音楽ニュースでまた事務所を離れた事を聞いた。いつもそうだがモッズのギグに行こうと思うと「これで最後でもう観れないじゃないか?」って気持ちが何処かしらに生まれてしまう。もちろんそんなことはないんだけど。当日は 18時40分ごろのブリッズ前にあるファーストキッチンを出て、会場に入った。案の定、人はぎっしり詰まってて前に行くの止めてしまった。キーコ前に行くJとギターリストフェチの俺は苣木側に分かれた。程なくして最初のアナウンスが流れる。
 「本日はThe MODS、ツアー”FIGHT OR FLIGHT”にお越し下さいまして誠にありがとうございます」いつものアナウンスが流れるが「ライブにおきまして、各自の責任をもってThe MODSをお楽しみください」ほぇ〜、これは初めて聞いた気がする。「それでは間もなく開演します」客席が暗くなった途端に地響きのような歓声とモッズ・コールが津波のように響いた。ブリッズ自体久しぶりだし、こんな開演前の緊張感を味わったのはARB以来かも。古い映画のナレーションのようなS・Eが途切れると全てを引き裂くような梶原のドラムが鳴り、絶叫に近い悲鳴が聞こえた。初っぱなから「壊れたエンジン」かよ・・・いきなりレッドゾーンにぶち込まれたような気分だ。「♪アドレナリン爆発させ〜GO BY GO!蘇れ、俺の壊れたエンジン!!」真ん中あたりで観てたから分からないけど、前の方なんかグシャグシャな状態だろうな。続けてガレージなギターが攻めてくる「♪HEY!HEY!ILガレージ!HEY!HEY!ILガレージ〜!!俺には帰る場所がある〜、ガレージの鼓動・・・IL GARAGE」俺には新曲だった「She's the C」も勢い殺すことはなかった。初めてライブで聞いたけどいい曲だ、ノレるわ!それにどことなく懐かしい感じがした。「1,2,・・・1,2,3,4!」森ヤンがカウント取って最初は何の曲かわかんなかっけど「♪いつまでも〜そんなトコロで・・・」って歌い出した瞬間、ウソっ!って嬉しかった。「♪さぁもう一度思い切りやれよ〜、さぁもう一度おもいきりやれよ〜、HEY!HEY!HEY!ONE MORE TRY〜!」拳の変わりに指を一本立てて歌った。
曲が終わってMC「こんばんわ、THE MODSです」水分補給を終えた森ヤンが喋り出す。黙ってると「森ヤーンッ!」って呼ぶ声が止みそうにないな。「元気そうで・・・。」元気ですね。「まぁ、今年最後のライブなんで、最後までいい感じで行けたら・・・いいですね(笑)」うん、ここまですっごいいい感じで来てるわ。「ドライブ〜ドライブ〜!」と森ヤンが叫ぶ苣木のボトルネックがエコーバリバリで響く。「♪BE〜BOP〜ルル・・・」ロカビリーのR&Rで踊れるわ。「♪満月の夜は人を変えるぜ〜OH!HOWLING DRIVE!」  「OK!じゃ、ギターの苣木がめちゃめちゃゴキゲンなナンバーを」金髪のリーゼントにジャケットに赤い腕章を付けた苣木が中央マイクスタンドに歩み寄る。今日の苣木は見た目にもカッコ良かった。「HELLO」と一言だけいい、ディストーションかましたカッティングから「♪WELL〜WELL〜WELL〜夜は・・・」瞬間、証明が赤一色に染まった。MC5とか古くて暗い感じのロカビリー、ホラーチックな曲だなと思った。曲が終わったら森ヤンが「オーライ、苣木に拍手を」パチパチ〜。「TRUST ME」オォー!!個人的にずっと聞きたいと思ってた曲だ。「♪(TRUST ME)仲間は売らない〜、(TRUST ME)命を賭け〜、(TRUST ME)神に誓うぜ〜TRUST!TRUST ME〜・・・」めっちゃゴキゲンな気分になりました。「♪・・・信じる事もAH〜!難しい時代さ、手を組もう俺と〜、勇気を持て」マイクスタンドを振ります森ヤンに「TRUST YOU!!」言われた瞬間、熱くなった。そのままゴキゲンな・・・ツイストでも踊りたくなるような「GO−STOPーBOOGIE」になだれ込む。「You Say!」客席にマイク向けられ(U−U!You say Stop! I Say Go!)モッズのライブって楽しいわってここまでで結構、満足してたがライブは休むことなく続く。 森ヤンがマラカス鳴らす、これだけでみんな曲が分かって歓声が上がる。苣木がギターのリフを絡める、ピタリと音が止まった。「♪SAY NO!SAY FUCK!イヤはイヤさ〜、Oh Year!まっぴら!踊らされるのは〜・・・SAY NO!SAY FUCK!イヤはイヤさ〜、OH!YEAR!Just Say Fuck No!!」中指立てた拳が何本あがったんだろう・・ステージが見えないくらい上がった。間奏で森ヤンもハンドマイク持ち出しだり、最後らへんになってくるとアジテーションと変わらないぐらいにキレまくってた。「♪・・・〜Just Say Fuck No!!」歌い終わると「サンキュ〜」と興奮気味に見えた。
汗ふいたり、苣木はギターをレスポールのゴールドに変えたりと間を入れる。MC「ゴキゲンですか〜?」(YEARーー!!)「俺も上から見ててゴキゲンです」森ヤンの顔が物語ってる。「まぁ、色んな各地を回って・・・失礼!」口にツバが溜まったのかツバを吐いて話しを中断した。「こういう事はしないようにね♪・・・色んな各地を回ってずっとやってきて今日が最終日なんだけど・・・。ほんと、西から東、北・南と、みんなイイ感じでノってくれてまだまだROCKは大丈夫だと実感したツアーになりました。 まぁ、色んな不景気な話が多い中でまだ俺達がROCK出来る、そしてみんなが居るっちゅーことは・・・色んな隣の国にも教えてあげたいなと」オォー。歓声が一段と上がる。「そういう連中のために」バラードだ、GとCコードのアルペジから始まった名曲。聴きながら泣きそうになった。しみじみ聞き入ってしまった、「♪同じ赤い血流れる〜GOODFELLOWS・・・」この4人が、モッズが歩んできた道を想うと改めてすごいバンドなんだと痛感した。終わった時には予定調和にじゃなく自然に拍手が生まれた。「OK、じゃ、ベースのキーコが・・・」髪の毛をツっ立てた上半身裸のキーコが今度は中央に歩み寄り「OK!”赤坂”BLITZ BOY」パンクな曲が似合うキーコは例のドラ声で歌い、足を開いてベースを弾く姿は強烈だ。そして今度は苣木のカッティングから段々アドレナリンが上昇してくる曲だ「♪This is GANG ROCKER・・・This is GANG ROCKER・・・THIS IS THE GANG ROCKER!!!」タメにタメた所で一気に爆発する。頭の中が真っ白になった。次のナンバーは俺の知らない曲だがめちゃ速くてカッコ良かった!!知らない曲でも拳は上がる、上がる。「NO TOMMOROW〜」森ヤンが一言。「この曲か!」と更に熱くなる。一瞬「Just a 47」ツアーの場面が頭をよぎった。「♪今日すら見えないのに〜TOMORROW NEVER COME〜、体はまだ無傷さ〜、TOMORROW NEVER COMES・・・」気迫がみなぎってた、短いとさえ思えるギターソロ後のサビ「♪You never understand today〜、TOMORROW NEVER COMES〜???(覚えてない)〜TOMORROW NEVER COMES」と変えてきた。ベテランバンドだからとか50に近いから”大人のロック”って言われるような風格はない。ある意味ずっと同じテンションでやってきた。そこいらの若いパンクバンドよりイキがいい。
 ただしさすがに本編はこれで終わりで短い、1時間があっという間だ。当然、アンコールを求める声がまた地響きのように沸き起こる。気が付くとステージ後方にスクリーンが掛かってる。場内が暗くなると同時に電話のヘベルが鳴る、古い映画の役者の声と字幕が流れる。目が悪いので字幕の内容は読めなかったし、残念ながら英会話を理解出来る耳も持っちゃいない。男クサい台詞が出てくると「そーだー!」とか「Wow〜!」とか男からの歓声が上がる。たぶん、電話の主は”キーコ”に「長い間、溜まってたんだ、もう一丁やろうぜ!」と持ちかけてる内容だと思う。最後に「アディオス!アミーゴ!」だけ理解出来た(笑)その後に”ROCKAHOLIC”レーベルの立ち上げを映画のサントラにのせて宣告した。いつの間にかステージに現れてた森ヤンが「オーライ〜」と手をあげた。「今日はありがとう、感謝します!」「今、見てもらったように俺達ずっとやって来たレコード会社と別れて自分達でROCKAHOLICというレーベルとオフィスを作りました」オォー!「20年やってね、またゼロっちゅーかこれがたぶん最後のチャレンジだと思ってます、たぶんここでぶっ壊れると思うんでそれまで最後まで見届けてください!ヨロシク」オー!「みんなの力が必要なんで・・・まぁ、これだけROCKが好きなら大丈夫だと信じてます!それとずっとこのツアーで、全部の場所で・・・あそこにマイクが見えてるように新曲をレコーディングしてるんで。いよいよ最後のテイクです、いい感じで盛り上げて下さい!”FIGHT OR FLIGHT”!」軽快なノリのイイ曲で2回目のサビは拳あげられるぐらい覚えやすい曲だった、前向きな感じの曲だし。そして「HEY!TRAVIS」で指をこめかみに当てる仕草をして「SO WHAT」とさっさとステージを降りていった。   何人か帰るし、後ろに下がる客も見受けられたがモッズコールが途切れる事はない。2回目のアンコールはメンバーが登場するやいなや梶原のドラムがいきなり叩き出した。The Clashのカバーで「I FOUGHT THE LAW」だ。これは盛り上がった!ピョンピョン飛び跳ねるオーディエンスでステージが見にくかった(不満を言ってるワケじゃない、俺自身めちゃくちゃノッテたもん)。「他に何が」はやるだろうなって予想は出来てたが後になってやったか記憶に自信が無かった(汗)というのも2回目のアンコール前で後ろの客が「いや〜、”She’s the C”なんて聞いたの何年ぶりだろ?今の若いファン知らないんじゃねー」すいません、CD持ってるんですけど初めて聞きました!その客が「あと「他に何が」と「LONDON NITE」あたりやるだろうな」って予想してたのを聞くとなし聞いてたから。だから好きな曲だがノってた自分のシーンが不確かだ。ラストに「”LOOSE GAME”?”TWO PUNKS”?」客にラストの曲を選ばせようとしてる。「”LOOSE GAME”〜?」 (Year−!)「”TWO PUNKS”〜!?」(Year−−−!!!)「OK!”TWO PUNKS”!1,2,3,4!」後ろで休んでた客が前に詰め寄る、俺も混じって前に詰め寄って一緒に大声で歌う、いつもみたいに客に歌わせる事なく森やんが客席を眺めるようにマイクを持って歌い歩く。「♪俺の女は目に涙を浮かべてた〜いつまで続けるの?ヘイ・ダーリン・・・そう言いやがる!そんな事俺にもわかりゃしねえよ〜、でも、もう列車には・・・乗りおく〜れーたー・・・・」沸き上がる森ヤン・コール、聞こえてくるのはモッズコールだけ。「飛び乗れ!パンクース!!」梶原のドラムを合図にはね回るオーディエンス。やっぱりこの曲がライブでは欠かせない曲なんだと実感。メンバーが去っても今日のライブが上出来だったのを物語るように客電が点いても帰ろうとせずひたすらモッズ・コールを続けてる(っつかまだ9時前だし)。ほどなく4人が戻ってきた。やり残したであろう「LOOSE GAME」をひっさげて。これからのモッズを語ってるような歌だ。3度目の事務所を飛び出し(俺はアンチノスはキラいだった)、また裸になってやる続ける。「♪俺は仕方なくやって来たんじゃないぜ!俺は望んでここへ!ここへ来たのさ〜!このROCKという名のLOOSE GAMEに・・・」

今日のライブは来ようかどうしようか実は迷ってた部分がある、一番好きなTHE STREET BEATSのライブと被っていたから。でも終わった後はそんな事を考える自分は居なくて満足だった!「明日、死んでもいいや」と思えるくらいのライブを後にしてフト「KILBURN RATS」の帯に書いてあった文句を思い出した。
”大丈夫!モッズがいるから”

 

☆SET LIST☆

1.壊れたエンジン
2.IL GARAGE
3.She's The C
4.ONE MORE TRY
5.HOWLING DRIVE
6.GAULOISES ROCK
7.TRUST ME
8.Go-Stop-Boogie
9.JUST SAY FUCK NO
10.GOODFELLOWS
11.BLACK BITZ BOY
12.GANG ROCKER
13.Dum Dum Dance
14.TOMORROW NEVER COMES

EN-1.FIGHT OR FLIGHT
  -2.HEY! TRAVIS
  -3.SO WHAT

EN-1.I FOUGHT THE LOW
  -2.他に何が
  -3.TWO PUNKS


EN-1.LOOSE GAME


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